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美容の味方!エッセンシャルオイルとは?アロマオイルとの違いや詳しい効果について

admin

ここ半年ほど、好きな香りのエッセンシャルオイルをいくつか混ぜて香水をつくっているのですが、色々なところで「いい香りがする」「Aesopみたいな香りだね」と言われるようになりました。

どこのブランドの香りかと聞かれるたびに「持っているエッセンシャルオイルをいくつか混ぜてつくっている」と話をすると大体の確率で「エッセンシャルオイルってなに?」と聞かれます。

私自身、エッセンシャルオイルを使い始めるまではアロマオイルとエッセンシャルオイルの違いもわかりませんでしたし、むしろ違うものということすら知りませんでした

今回の記事は、以下のような方におすすめな記事です。

✔︎エッセンシャルオイルのことを詳しく知りたい方
✔︎美容に良いものがとにかく知りたい!という方
✔︎肌にも優しい美容が知りたい方

エッセンシャルオイルとは

エッセンシャルオイルとは、植物から芳香成分のみを抽出し、蒸留して作る液体のこと。別の呼び方で精油ともいわれます。

植物の中には芳香成分を含むものが3,500種ほどあるといわれており、その内の200種からエッセンシャルオイルを取ることができるそうです。

エッセンシャルオイルの使い方は香りを楽しむだけではなく、気持ちを落ち着かせたり意欲を高めたり、感情を整えたりと色々な用途があります。

不純物の入っていない純粋なエッセンシャルオイルは、透明度が高く、色は水晶のように透明のものから濃いブルーまでさまざまです。

ほとんどのエッセンシャルオイルは薄めずに使用することができますが、なかには肌への刺激が強いものもあります。
刺激の強いものはキャリアオイル1やグリセリンなどで薄めて使う必要があるので、使用する前に確認が必要です。

アロマオイルとの違い

先ほどはエッセンシャルオイル単体のお話をしましたが、実はこんなに違いがあるのです。

項目エッセンシャルオイルアロマオイル
定義植物から抽出した100%の天然成分合成香料やキャリアオイルで希釈したもの
用途マッサージ、コスメ、予防医学etc香りを楽しむ
効果植物由来の有効成分による身体的・精神的な効果が期待できる香りによるリラックス効果が期待できる
記載精油・エッセンシャルオイルアロマオイル・フレグランスオイル・ポプリオイルetc
その他光による劣化を防ぐため遮光瓶に入っていることが多い。

エッセンシャルオイルは「天然物」なので、アロマテラピー2やマッサージ、芳香剤など、様々な用途で使用が可能。
植物によっては妊婦さん子供も使うことができたり、海外では医療現場で使われていることもあります。

美容にぴったりの理由

エッセンシャルオイルは、植物性油や動物性油のような脂質や脂肪酸を含まず、分子も細かいです。そのためスムーズに肌に浸透しやすいことが特徴。

かつ、人工香料などが入っていない100%の天然成分のオイルであれば、純粋な植物の効果をそのまま肌につけているということになります。

実際に私はいくつかのエッセンシャルオイルとココナッツオイルを混ぜて美容液を作っているのですが、肌のもちもち感や潤い加減が全然違うのでとってもお気に入りです。

購入するときの注意

購入する際は、品質の良いオイルを選ぶことが大切。美容目的で肌につけるなら尚更です。

極端に安い精油などは人工香料を合成している場合もあるので、購入する前に確認をしてください。
エッセンシャルオイルオイルや精油と書いてあるから100%の天然成分、ではありません

安心安全な天然成分のエッセンシャルオイルを買いたいという方は、ぜひ以下を参考に商品を選んでみてください。

項目ポイント補足
成分分析表成分分析表が用意されているメーカーのものを選ぶ高品質のオイルは、成分分析法のガスクロマトグラフィーで証明されており、これにより構成成分を知ることができる
ラベルラベルをチェックし、植物の学名・原産国・抽出部位・ロット番号を確認する
※植物の学名はラテン語が世界共通名称とされているため、ラテン語での記載
メーカーは安全な製品を提供するために、ロット番号で原産地や管理体制などの追跡調査ができる仕組みにしている
エッセンシャルオイルは紫外線によって酸化しやすいため、通常は茶色の遮光瓶に入っている

価格についても、あまりに安価なものは合成製品の可能性があるため避けることをおすすめします。アロマオイルやフレグランスオイル、ポプリオイルは香料や防腐剤などが入った合成香料のものです。

香りの効果

香りは目に見えませんが存在する物質です。芳香分子は構成の仕方によってさまざまな香りや作用が生み出され、心身に影響を与えます。

肌に直接つけることはもちろん、ディフューザーで拡散したり、エッセンシャルオイルを希釈して使用しても、体内に入っていくという意味では同じです。

ちなみに、脳に近い歯の痛みが「痛い」と脳に感じるまで0.9秒かかるといわれていますが、香りが鼻から脳へ伝わる速度はわずか0.15秒

嗅覚の刺激は、触覚よりも脳に伝わるのが速いのです。

そういう意味でも、高品質なエッセンシャルオイルは身体に良い効果を与えることができますし、なにより身体に優しい製品です。

美容効果のあるおすすめオイル

エッセンシャルオイルに限らず、オイルはたくさんの香り(種類)があります。そこで、美容効果が高く有名なものをいくつかピックアップしてみました。

エッセンシャルオイルを買うことがあれば、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

ラベンダー

肌に優しく、赤ちゃんも使うことのできるオイル。

皮脂分泌を調整したり、細胞の成長を促進させる働きがあるといわれています。乾燥肌や肌荒れの緩和を期待できる効果が。
美肌だけではなく美髪にも有用で、シャンプーやコンディショナーに1滴加えるだけでも◎

フランキンセンス

細胞の成長を促進させる作用があり、肌の再生を促す効果があるオイル。乾燥から肌を守り、キメの整ったハリのある肌にしたい方へおすすめです。

細胞も保護するので、老化を抑える働きも期待できます。

そのほかの効果についても詳しく調べましたので、ぜひこちらからご覧ください!

イランイラン

紫外線から肌や髪を守ってくれるオイル。皮脂の分泌バランスを調節する作用があり、すべての肌質に効果が期待できます。

スキンヘアやヘアケアに使う場合は、薄めずにそのまま使うことができます。バスタブに1滴垂らしてリラックスしたバスタイムもおすすめです。

最後に

エッセンシャルオイルについて、理解が深まりましたでしょうか?

この記事が、少しでも参考になれば幸いです。
エッセンシャルオイルについて、ご相談ごとがありましたらお気軽にお問い合わせください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

  1. 皮膚を保護する役割があり、浸透を助ける働きをしてくれるもの。ココナッツオイルやスイートアーモンドオイル、ホホバオイルなど。ご自身の肌に合ったものを選んでください。 ↩︎

  2. エッセンシャルオイルの香りの作用を生かした療法のこと。 ↩︎
ABOUT ME
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30歳前半のOL。都内で夫とふたり暮らし。20代の頃ダイエットや美容に100万以上使ったズボラ女。30代はウェルネスをテーマに、美容とダイエットを楽しみます。
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